2018年12月17日
パルコープの組合員理事が被害に遭われた3県へそれぞれ訪問し、募金を贈呈しました。現地では各県の生協連合会の方の案内で視察も行われました。
11月2日 訪問
4年前の土砂災害は1,000カ所で土砂災害がありましたが、今回は8,000カ所と大きな被害となり、死者109人、行方不明5人、15,000棟の住宅被害に。呉市天応(てんおう)地区では、土砂崩れで11人が生き埋めになり命を落とされました。現在もボランティアが家屋再建のための土砂出しを行なっています。パルコープの職員もこの地域で活動しました。
(左)広島県生協連・岡村代表理事会長(右)パルコープ・飯田理事
土砂が流れ込んだ工場
(左)岡山県生協連・近藤会長理事(右)パルコープ・飯田理事
11月2日 訪問
岡山市と倉敷市で床上浸水2,902戸、床下浸水5,990戸、死者61人、行方不明3人、特に倉敷市では4,646戸の住宅が被害を受けました。真備(まび)町で町の3分の1が浸水し51人の方が自宅で亡くなられたそうです。そのうちの9割近い方が住宅で亡くなられました。
11月5日 訪問
愛媛県内で死者27人、行方不明1人。氏名が公表された方の中に、4名の組合員さんと共済加入者が1名含まれていました。
コープえひめ大洲支所は肱川(ひじがわ)の氾濫で倉庫の床まで浸水し、配送車両17台も使用できなくなりました。日曜日に倉庫の掃除と、他の支所からの車両移動と四国の他の生協から借りて、月曜日からの配送は再開できたそうです。
肱川の野村ダムは豪雨により満水に近づき、通常の放水量の4倍放流したことで、住宅の2階まで浸水し、死者5人、4,600戸が住宅被害を受けました。
(左から)パルコープ・大町理事、パルコープ・木川理事、愛媛県生協連・松本会長理事、コープえひめ・美濃理事長
道の駅「肱川」裏の川の中の変電設備のフェンスが横倒しに
募金を被害状況にあわせてお渡ししました
・広島県生協連へ 600万円
・岡山県生協連へ 1000万円
・愛媛県生協連へ 400万円
(10月〜12月)全9回・27名参加
10月から12月にかけて毎週末、災害支援ボランティアとして呉市で活動しました。2泊3日で3人ずつ、現地で復興支援をされている「コミサポひろしま」さんの活動に参加。床下浸水したお宅の床下に入り泥出しをしたり、部屋に入り込んだ土砂を掻き出すなどの作業を行いました。
(11月17日)平野支所の6名が参加
倉敷市ボランティアセンターにてガイダンスを聞いた後、東京からの若者4名、神戸の女学生3名と地元の方15名の混成チームで、決壊した小田川近くの一軒家の片づけに入りました(真備町)。屋内は泥やゴミ・ガラスが散乱。土嚢に入れて出したり、内壁を剥がしながら撤去作業などを行いました。