2016年04月15日

【レポート】第11回 パルコープ被災地支援研修報告

<日程:2016年2月3日(水)~ 7日(日)>

◆参加メンバー◆5名(敬称略)
栗本 飛鳥(新入協)、奥田 浩史(物流センター)、向井 孝行(物流センター)、杉 典生(教育)、森 ゆう子(教育)

1日目

1日目は、まず語り部の釘子明さんより震災当時の様子や復興の状況などについて写真や動画を見ながらお話を聞き、車で移動しながら引き続き釘子さんの案内で視察しました。

2日目

2日目は、午前中いわて生協さんのふれあいサロンに参加。いまだ仮設住宅にお住いの方と、復興支援住宅に移っても交流を求めてこちらに参加される方もおられるということでした。
その後大槌町へ移動し、「おらが大槌」の語り部、東梅(とうばい)さんより、震災前の大槌町の模型を見ながらお話を聞き、旧大槌町役場などを視察しました。

3日目

3日目は、大槌ホタテ養殖組合さんで、ホタテの殻に付着したフジツボなどを削り取る作業と網の清掃作業をお手伝いしました。
人手不足で本来の予定がまだ終わらず遅れているとのことでした。

参加者の感想

ニュースや新聞などで見ても、現地に行っても、震災当日に起こったことや現地の方の気持ちを完全に理解するという事はできないと気づきました。
だからこそ現地に行き多くの方の話を聞いたり、現状を見て考えなければいけないと思いました。
津波の到達地点で説明を聞いているすぐ後ろに被害に遭っていない古いお家がありました。
その地域の神社や本家などは昔の津波の被害から学んで建てているところも多くあり、助かっているとの事でした。
過去の自然災害時にどの規模の被害に遭ったのか、どのような場所にいた人が助かったのか、どんな建物が助かってきたかなどを調べて知ることが対策としてとても大きな力になると思いました。