掲載日:2019年03月25日
一株トマトを作り始めて12年、トマト一筋という植田さん。トマト作りの師匠の藤谷さんには「観察力がすごい」と言われるほど。「作り始めた当初は、日照不足で枯れたり水分が多くて玉割れしたり...。連作障害で土壌改良をしたが3・4年は採れない時期もありました。今は3つのハウスを管理しています。収穫時期はトマトに付きっきりにならないといけないので奥さんにいつも怒られてますが、楽しくやっています。これからもずっと続けていきたいです」。
一株トマトに関わって10年という小川さんは、トマトの他に、きゅうり・葉ボタン・玉ねぎなどを栽培。「この地域を元気にしたい、仕事を農業で生み出していくための取り組みをしたいといつも考えています。そういう意味では一株トマトの取り組みはありがたいです。ほぼ契約栽培で計算しやすく、安定販売できるし初心者でも始めやすい。作り初めは誰でも失敗するけど、失敗してもまたチャレンジできますし。この企画があることで、作り手も食べる方も世代がリレーのようにバトンを繋いでいける。それがいいですよね。そういう意味を込めて、あえて生産者カードは子どもと一緒に写っている写真にしているんですよ。人って繋がりが一番大事ですよね」。
産直産地・紀ノ川農協とパルコープ(の前身生協)組合員さんが1984年から、お互いに訪問・交流しながらとりくみを続けてきた産直トマト。予約1件でほぼ一株分(4~5kg)のトマトを6週か8週の間、赤く熟した順にお届けする仕組みです。一般のお店用が青い状態で採るのと異なり、共同購入ではできるだけ樹の上で色付かせてから収穫し、お届けができるので、「昔のトマトの味がする」と好評です。現在生産者は和歌山県・紀ノ川以外に奈良県・五條と大阪府にもいらっしゃいます。
詳しくは4月2回の別チラシをご覧ください
昨年発生した台風21号災害による「産地・お取引先への災害募金」のべ8,290人、4,521,000円
400万円のうち、紀ノ川農協様へ300万円、中本農園様へ100万円を支援金としてお届けしました。
(共同購入で2018年10月3回~11月1回まで受付)
「CO・OP 毎日食パン山型」と「産直一株トマト」を使って
トマトと焼肉のオープントースト
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