掲載日:2018年05月28日
『泥抜き』『焼き』『タレ』にこだわった品質で
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今、シラスウナギ(うなぎの稚魚)が不漁という事態に陥っています。その煽(あお)りを受けて活慢が高騰し、皆さんにお届けしているうなぎの価格も高騰してしまい、誠に心苦しい思いです。申し訳ありません。今シーズンの漁獲量は、昨年の5割程度になってきましたが来年の夏まで影響が及ぶ可能性が高いです。
うなぎは生態がほとんど解明されていないし、何が原因かも分からない。しかし、加工屋としてできることとして、貴重なうなぎを余すことなく使い製品にします。それから、うなぎを使って仕事をさせていただいている感謝と、少しでもうなぎ資源が増えることに繋がればとの思いで、毎年秋に工場近くの有田川に稚魚の放流活動も行なっています。
引き続き、良質なうなぎを仕入れ、『泥抜き』『焼き』『タレ』にこだわった変わらない品質で"日本一おいしいうなぎ"をお届けします。うなぎは高い買い物ですので失敗してほしくないです。うちで買っていただいたら間違いないです!今年もどうぞよろしくお願い致します。
年始にシラスウナギの漁獲量が前期と比べて1%と聞いた時、「伝統の食文化が終わってしまう。何かできることはないか...」ということで、新しい取り組みとして今年は中国産のうなぎも加工販売しようと決意しました。
中国で加工されたものではなく、生きたままのうなぎを日本に仕入れ、パルコープさんの検査室で事前検査を行った後、国産のものと同様に徹底的に泥抜き・試食検査をして加工に入ります。
我々も「川口水産が加工するうなぎやったら大丈夫」と言っていただける方の信頼を失いたくはありません。引き続き国産をメインで取り扱っていきますが、中国産うなぎも自信を持ってお届けしますので、選択肢の1つとしてお考えいただき、一度食べてジャッジしてみてください。
厳選されたうなぎと
徹底された泥抜き!
目利きのプロがあっちこっち走り回って良質なうなぎを仕入れます。
入荷後まずは残留薬品検査の確認と泥臭のチェック。5人の検査官のうち1人でも少しでも泥臭を感じれば加工はせず、立て場で清水にさらして試食検査という流れを繰り返します。
熟練の職人による焼き加減!
産地や季節によって品質の異なるうなぎの焼き時間や火加減を、熟練の職人がサイズごとに微調整。 『白焼き→蒸し→蒲焼き』の順に焼きあげます。
川口水産の特徴は、白焼きの工程で"強火の遠火"でじっくり小骨まで焼くことと、圧倒的な火力で蒸して身に入った水分を蒸発させること。
こうして骨と皮が気にならず、かつベチャッとせずにふっくら香ばしい蒲焼きに仕上がるのです。
種類の異なる秘伝の
タレを3回も!
タレまで自社でつくります。
①味付け用 ②色(つや)付け用③照り付け用とあり、うなぎ本来の味を損なわず、旨みを最大限に活かすことのできる秘伝のタレです。
「うなぎ蒲焼」にあう一品
トマトとなすのずんだ和え
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