掲載日:2017年07月24日
「地元の田んぼを守らないと!」と思い農業を始めました(髙橋さん)「ココラボ富山コシヒカリ」でおなじみのJAいなばさんとは今年で実に29年のお付き合い。 |
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富山県内でも小矢部市は養鶏が盛んな地域で(小矢部市に県全体の約8割の養鶏場がある)、田んぼに鶏糞を散布して水稲を作り、収穫した米を鶏に食べさせるという「循環型農業」を展開しています。
「以前は一般企業に勤めながら兼業をして、今は農業一本」という太田組合長。JAいなばさんに属する営農組合生産者のおひとりです。
「毎年、同じように水稲作業を行なっていますが、昨年と同じお米ができるという事はありません。毎年の気候や天候・虫の生息状況等で大きく品質も食味も変わってきます。米作りにおいて一番難しいと感じることは、『代掻(しろか)き』です。田植えをする前に土の表面を平らにする作業のことなんですが、この加減が何回やっても難しい。平らじゃなかったら草が生えてくるしね。組合員さんには均一な品質のお米をお届けしていきたいと思っています。秋の収穫を楽しみにしていてください」
もともとは長距離トラックの運転手をしていた髙橋さん。しかし、小矢部市の農業が人手不足と聞き、「地元の田んぼを守らないと!」と農家に転身されたそうです。
「今年で5年目で、お米だけでなくキャベツや※ハトムギなども作っています。近隣の小学校の生徒たちに農業スクールを開き、食育のお手伝いをすることもあります。自分たちが給食で食べている食材がどのようにしてできるのか、誰が作っているのかを知ることは大事なことですよね。作ったものを"おいしい"と言って食べてもらえることが、農家としての一番のやりがいです」と髙橋さん。小矢部市は散居村なので、家屋に面している田んぼはきれいな四角でないところが多く、田植えをする際に機械が入らないといった難所がたくさん!それでもきれいに田植えされた田んぼばかりでした。
※富山県とりわけJAいなば管内のハトムギは、作付面積・生産量ともに日本一
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