掲載日:2017年01月30日
エルニーニョ現象の発生や海水温の異常低下などの影響により、 ![]() |
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もずくはサンゴが元気なきれいな海で育ちます。
沖縄の海は何度となく「水温上昇によるサンゴの白化」やサンゴの大敵である
「オニヒトデの大量発生」「赤土の流出」などの問題で荒れてきました。
恩納村漁協は、「糸もずく」が育つ里海づくりを手がける中で、「サンゴの養殖が必要」と、
1998年から恩納村の海でサンゴの植樹活動を始めました。
成長したサンゴたちが産卵し、その卵が海流に乗って色々な場所に
広がっていくことで環境が良くなることをめざします。
そのとりくみに、おおさかパルコープ・よどがわ市民生協も賛同し、
2013年6月2回より「恩納村産味付糸もずく」1品のご利用につき
1円がサンゴ基金になるようになっています。
おおさかパルコープ・よどがわ市民生協で取り組んでいる
サンゴ再生もずく基金は、2015年度末で273本分になりました。
これにより海の元気は保たれています。
引き続き、もずくを食べて、基金へのご協力をお願いいたします。
第1回 生産者様との商品学習・交流会 2016年7月4日 パルコープ京橋事務所(本部) 64名参加
沖縄県より恩納村漁業協同組合の方をお招きして、おおさかパルコープ・
大阪よどがわ市民生協の組合員さんとの学習・交流会を行ないました。
海洋環境の変化によってもずくの生産に影響が出ている中で、苦労してもずくの生産を
続けておられる状況や、商品案内では伝えきれない想いを知ることができました。
その後、サンゴ再生もずく基金の贈呈式を行いました。
参加者の感想
・基金のとりくみが世界レベルのとりくみとして発表されたりなど、
自信を持って今後も協力していけたらいいと思いました。
・エルニーニョの影響で例年の5%しか取れなかったということにとても驚きました。
環境の変化にも問題があるんだなぁと知り敏感な生き物と知りました。
左から よどがわ生協 吉川理事 山城組合長 パルコープ本屋敷理事