掲載日:2012年11月12日
11月を過ぎると4月までのあいだ雪に被われる町、新潟県の湯沢町と旧塩沢町でパルコープの産地指定米「JAしおざわ・魚沼産コシヒカリ」が作られています。
山間地で小さな田んぼが多いこの土地では多くのお米を作ることはできず、おのずと魚沼コシヒカリの希少性は上がります。朝夕の大きな寒暖の差と、越後山脈が育んだミネラル豊富な水、米づくりへの情熱が、日本で一番おいしいと言われるお米を育てているのです。
生産者の高村智也さん
生産者の平均年齢が65歳を越えた塩沢地区で、高村智也さんは27歳の生産者。
子どもの頃から、「いずれはこの土地で自分も父のような百姓になっておいしい米を作ろう」と思って育ちました。
農業の学校を出て、自分で米作りをして5年。「毎年の気候に左右されマニュアル通りにはいかないから、施肥のタイミングや水の管理など判断がつかないときも多い」と、お父さんに相談しながらまだまだ勉強です。
「魚沼コシヒカリは、香り・色つやとも最高で日本一おいしいお米だと思います。昨年は山崩れ、今年は局地的なゲリラ豪雨がありましたが、豊かな湧き水のおかげで今年も良い作柄になりました」と、笑顔でコンバイン(稲刈り機)をあやつ操る智也さんでした。
重そうに実った24年産米の稲穂を刈っていきます(2012年9月26日撮影)
詳しくは2012年11月5日からと11月19日から配布する「お正月準備号」をご覧ください。