掲載日:2012年03月19日
紀の川市の隣町、和歌山県岩出市。
ここにも紀ノ川農協の「産直一株トマト」を作る生産者が多くおられます。
ご夫婦で一株トマトを作って出荷する、もとは農協職員だった久保さん。
「この辺では『トマトは良いよ~』と声かけられて、10軒くらいの農家がキュウリからトマトに変わって、共同で苗を作ったり教えてもらったりしながらトマト作ってるのよ。
お父さんが朝早く収穫してきたトマトを、グラム数に合わせて出荷の準備をするのが私の仕事。
トマトは表面にアク(※)がついてるので、ちょっと拭きながら入れてますよ」 信子さん
「日照が良いと赤くなって糖度も上がってくるんだ。
苗を植える間隔によって枝の出方が違って実がつく数が違うけど、玉の大きさによって収量が変わってくる。
トマトは農業の技術の全てのことが関係してくるから、作ってて毎年難しいなあ。
一株トマトは、袋に生産者カードが入ってて生協の組合員さんがコメント書いて返してくれるやろ。
あれが嬉しいなぁ、作りがいがあるよ」 晴嗣(せいじ)さん
(※)トマト表面のアク:トマトが自身を保護するために出す水溶性の成分
生産者が集まって、出荷基準の再確認をする"目あわせ会"。
一株トマトはちょうど良い頃の実を収穫して、予約された組合員さんに毎週お届けする仕組みですが、6週・8週と長期間に渡るので毎年の天候の違いの影響を受けがち。
うまいタイミングで成長していかず、量が足りなかったり余ってきたり。
そんな中でも、実の状態をどの生産者もある程度揃えてお届けするために、目あわせ会を期間中に何回も行なって、より良いトマトを出荷していこうとされています。
産直一株トマト
今後の共同購入カタログをご覧ください
お届けは5kg 8週コース...6月1回~
(500gの場合) 231円
(750gの場合) 347円