生産者さんおじゃましまーす

掲載日:2011年02月28日

国産トマトケチャップ/和歌山県・ハグルマ(株)

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ケチャップになる加工用トマトは主に長野県で栽培。
旬の時期に太陽が完熟させる露地(ろじ)栽培です。

組合員さんの声でさらにリニューアルする 国産トマトのケチャップ
「このケチャップやないとあかんねん」

 「国産トマトケチャップ」は7年前、パルコープ西成支所の組合員さんが『ビン入りのおいしいケチャップがあるんだけど、生協で扱って欲しい』の声から始まりました。
今では『これじゃないとあかんねん』と言われる方も多い、毎回4000本以上の利用がある人気の商品です。
製造するハグルマ(株)は和歌山県紀の川市にあり、創業が明治27年の老舗の調味料製造メーカーです。

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「国産トマトケチャップ」の特徴はビン詰めです。
キャップは完全に締まる真空圧密封方式。

露地(ろじ)栽培の 真っ赤なトマトで

 ケチャップの赤色は、そのまま原料であるトマトの色です。
原料の約7割を占める"加工用トマト"は、ケチャップ1本に約6.2個を使用。
ハウスで育てる生食用と違い、畑で完熟させます。夏の太陽の光を浴びた、リコピン・カリウムなどの栄養価が高い真っ赤なトマトを使い、トマトの深い甘みが生きたマイルドなケチャップができあがります。

「容器が使いにくいわ」の声に応えて

 ビン容器は、空気の透過性が少なく、使用時に容器を押して絞り出すなどの加圧がないため、チューブタイプに比べて品質や食感を保持しやすいのが特徴です。
しかし、『少なくなってくるとビン底のケチャップが取りにくいんだけど』という声が組合員さんから出てきました。
今までの"口部の細いケチャップビン"(ドレッシングビンのような)では、最後まできれいに使いきれません。
そこで、ビンの良さはそのままに、スプーンが底まで入って使い勝手の良い "広口タイプ"(ジャムビンのような)に3月5回からリニューアル新登場することになりました。

しっかり検査して出荷します

品質管理課・保井(やすい)さん
毎回の製造ごとに、酸度・粘度・糖度・塩分、生菌検査、官能検査(人の目と舌で色と味を見る)などをしています。
製造1回のうち、原料調合・充填(じゅうてん)前・完成品と最低でも3回は工場に検体を取りに行くんです。
この時、最終の合否判定で出荷するかしないかが決まるので、責任重大です。

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ケチャップの糖度を計測。
30度以上で特級ランクですが「国産トマトケチャップ」は約32度です。


トマトの味をもっと表(おもて)に

商品開発課・出立(でたち)さん
このケチャップは、マイルドなトマトの味が生きていて、作ってる自分が食べても本当においしいなぁと思います。
今回、ビンのリニューアルに合わせて、トマトのフレッシュ感がよりしっかり前に出るように、少しトマトを増やして、砂糖を少しだけ抑えています。
今まで使ったことがない方にも食べてみて欲しいです。

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商品開発担当の出立(でたち)さん

2011年2月12日 城東組合員会館 294名参加
『生産者・取引先との交流会』でも 「国産トマトケチャップ」は好評でした

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●一度買ったらとてもおいしくて、それからずっとハグルマさんというくらい食べています。今までビンに残ったケチャップは、ロールキャベツを作るときにスープを入れて使い切っていました。でも、新しい形のほうが使いやすいでしょうね。

●こんなにおいしいケチャップは初めてです。子どもが、ポテトやハンバーグにたっぷりと付けるんですが、親から見ると「付け過ぎ!」と思うところ、このケチャップならたっぷり付けてもOKと言いたいです。

●すっぱさやしつこさがなく、とても食べやすかったです。

国産トマトケチャップ380g【3月5回】280円

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