掲載日:2010年05月21日
パルコープ前身の3つの生協時代からのお付き合いをしている、奈良県・美吉野農園組合。
春とはいえ寒い日に、梅を生産して40年の堀内俊秀さん(68歳)に伺いました。
「今年は南高梅、白加賀、古城(ごじろ)の花が同時に咲いた。これからあと1カ月の寒さがこわいなぁ。4日前も霜が降りて、芽が凍傷になったところが多い。山の下の方がひどくやられたらしい。ここらの土地は排水が良(え)えから、良(え)え梅ができる。土の性質は赤く粘い。水を含むと持ちが良(よ)うて、水不足って言うのはないな。ちょっと元気がなくても、一雨来たら、また元気になるんよ。良(え)えもんはできるわな」。
生産者の 堀内 俊秀さん
「この辺は若い子が農家に嫁いでるで。外から来ても、性根入れて百姓しよる。若い子には楽しい事や得意なことさせなあかんわな。一代前の女の人がしてたことと同じことしろ言うのは無理やわな」。
美吉野農園では研修生を受け入れ、育てています。ここで農業を始めて3年目になる赤木雄太さん(21歳)もその一人です。柿の収穫のアルバイトがきっかけで研修生になり、いろんな作物を作り、何を作るのが自分に合っているか探しているのだそうです。
「梅の摘花、枝の剪定、防除(病害虫を防ぎ駆除すること)は、いろいろと自分で考えてやってます。成果がでたらうれしいし、作業は楽しいです」。
赤木 雄太さん
金原國子さん
「梅の木が山の斜面にあるので梅の実を収穫することが、たいへんだなぁと思いました。
いつも大阪城公園の梅林平面を観ているのでびっくり!?」
【産直】梅(梅酒用)
L、1kg前後6月2回企画予定
※梅干し用のご注文は配送担当者にお申し付けください。
梅酒の作り方は6月1回「食べてスマイル」、梅干し・梅シロップの作り方は6月2回「食べてスマイルオリジナル」に掲載します。