一人ひとりの知恵と力を寄せ合い、平和で心豊かなくらしを求め、食の安心・安全をみんなで築きあげていきましょう
2026年通常総代会を6月16日、松下IМPホールで開催しました。総代定数496名中492名(書面議決203名含む)の総代とオブザーバーが出席し第1〜4号までの議案を審議しました。採決の結果、全ての議案が可決されました。
冒頭で奥井理事長のあいさつがありました。続いて、大阪府府民文化部の松本課長補佐より吉村洋文大阪府知事のメッセージが代読され、また大阪市、枚方市、寝屋川市、交野市、守口市、門真市、大東市、四條畷市の各市長より祝電・メッセージをいただきました。ご来賓は12名の方にご臨席いただきました。
その後、映像を使って活動報告を行い、監査報告を受けました。第1号議案から第4号議案まで一括して提案、会場からは10名の総代さんが発言されました(「機関紙ぱるタイム」246号2ページ参照 )。理事会のまとめの後、採決に入り、全議案が可決されました。
最後に総代会アピール を提案、拍手で確認し、奥井理事長より第1回理事会の報告の後、通常総代会が終了しました。
おおさかパルコープは、昨年11月18日に設立50周年の節目を迎えることができました。この半世紀にわたり、この地で生協があり続けることができたのも、ひとえに、旧単協設立からご支援いただいた組合員の皆さま、全国生協の皆さま、お取引先の皆さま、そして創業からの先輩役職員の皆さんの尽力によるものと心より感謝申し上げます。
さて、国際情勢ではロシアによるウクライナ侵攻が4年を経過し未だ終わりがみえません。それ以降も、アメリカがベネズエラとイランへの軍事行動など、世界各地で戦争・紛争の火が絶えません。武力による対立と報復の連鎖は多くの罪のない人びとの命とくらしを脅かしています。その中には未来ある子どもたちも含まれています。一刻も早い平和的な話し合いによる解決を望みます。
また、4月~5月にかけて、アメリカ、ニューヨークで開催されたNPT再検討会議は、最終文書を3回連続採択できずに閉会しました。
このことを受け、日本生協連は緊急声明を発し、改めて「核兵器廃絶を求める声を広げていく」運動の呼びかけがあり、パルコープ理事会としてこの声明に賛同いたしました。
昨年3月、パルコープにも講師で来ていただいた、一般社団法人かたわら代表理事で核廃絶ネゴシエーターの高橋 悠太(たかはし ゆうた)さんは、「武器を使えば敵が増えます。言葉を使えば味方が増えます」対話の力を信じ、「平和をつくる人」を育ていきましょうと語られていました。
今、国民ひとり一人が考えないといけないことは「武器を売りつけて戦争をあおらない国」としてきた戦後日本の形を大幅に変えようとしていることです。「戦争をする国」にしないためにも、私たちは学び行動をすることを進めていきたいと思います。
国内においては4年前より続く食料品やエネルギー分野での価格高騰に加え、ホルムズ海峡を含めた中東問題で家計への負担が大きくなっています。
共同購入事業では、昨年12月より組合員さんが普段よく購入されている野菜や果物、コメ、たまご、牛乳の運動商品などを手に取ってもらいやすい価格、量目で提供する取り組みを進めています。これからも継続していきます。
一昨年の令和の米騒動を受け、生産者との交流と合わせ、就農体験を通して生産者の苦労やものづくりへの誇りなどを学ばせてもらうなど、人材育成の機会になっています。消費者と生産者がお互いの顔が見え、立場を尊重し合える関係づくりをこれからも進めていきます。
そのような中ではありますが、2025年度の事業結果は組合員さんの利用に支えられ、現場職員の奮闘もあり、総代会でお約束した計画を上回ることができました。改めて総代の皆さんと確認したいと思います。
最後に、2025年の国際協同組合年では、協同組合の理念が評価され、地域社会に根差した活動の重要性が再認識される年となりました。
持続可能な開発目標の実現に向けて、一層の努力を積み重ねていきます。
誰もが平和で安心して暮らせる社会をめざし、事業と活動で貢献して参ります。
以上、開会のあいさつとさせていただきます。
映像を使って2025年度の活動報告を行い、第1号議案~第4号議案を提案した後、監査報告を受けました。

2025年度 活動報告のようす
会場からは10名の総代さんが発言されました。発言内容の要旨はこちら(「機関紙ぱるタイム」246号2ページ) をご覧ください。
また、会場発言以外にも総代さんから、組合員活動、共同購入、福祉、平和、店舗、環境などについて意見が寄せられ文書で配布されました。
文書発言含め48件の発言をいただきました。議案を深める意見と受けとめ、今年の事業、活動にいかしていきます。
パルコープでは、「平和は当たり前にあるものではなく、私たち一人ひとりが思いをもってつくりあげていかなければならない」という思いのもと、各地域で組合員さんが主体となり、さまざまな平和の取り組みを生協創設来すすめてきました。今年の「ピースリレー2026」は473名の参加で、配送職員も明るい未来を親として守ってあげたい思いではじめて参加してくれました。思い・願いを大切に、これからも平和の活動を続けていきます。
地域で取り組まれている組合員活動が持つ価値や役割、可能性についてご意見を寄せていただき、あらためて「人と人をつなぎ、新たな出会い」をつくれる存在でもあることに、発言から勇気をもらいました。
「店舗お買い物送迎車」や「移動販売車」がコミュニティの場へとつながっている事例や、夕食サポートで安心できる、福祉ではもっとエリアを広げ身近で利用しやすくなることを願う声もいただきました。シニア・シルバー、ファミリー、子育て、それぞれの年代層で「生協があってよかった」と思ってもらえる事業と活動を目指します。
開発商品やコープ商品には「生協の独自色がある商品開発に期待している」との声をいただきました。開発する商品のコンセプトがわかりやすく、産地・メーカーを利用で応援できるよう、商品のストーリー性や主張が見える商品づくりにもチャレンジしていきます。
組合員さんお一人おひとりが「私のお店」との思いでお買い物をしてくださっていることに感謝し、これからも地域の組合員さんと共に「生協らしい店舗事業」をすすめていきます。
アプリなど便利な一方で、使い方がわからず諦められている組合員さんに、使い方講習会の実施などで活用してもらう努力をすすめ、“紙のカタログ”と双方を大切に「情報格差」のないよう、組合員さんに選んでもらえるようにしていきます。
冷凍食品の需要拡大や人手不足に対応できるよう2027年春に稼働予定の「新冷凍物流センター」は将来に向けた重要な投資です。組合員さんに役立つ物流センターとなるよう、品揃えの充実にむけて準備をすすめていきます。
最後に、協同組合の理念に沿って産地・生産者との顔の見える関係を深めるとともに、全国各地で発生する災害で被災された皆さんへの支援活動を継続します。

理事会のまとめ報告
| 議案 | 賛成 | |
|---|---|---|
| 第1号議案 | 2025年度事業報告・決算報告、剰余金処分案承認の件 | 多数 |
| 第2号議案 | 2026年度事業計画・収支計画案、ならびに役員報酬決定の件 | 多数 |
| 第3号議案 | 定款の一部変更の件(特別議決議案) | 2/3以上の賛成多数 |
| 第4号議案 | 商品代金未払い組合員の除名の件(特別議決議案) | 2/3以上の賛成多数 |
今、世界各地で戦争や武力衝突が続いています。力による支配で、弱い立場の人々や未来ある子どもたちが犠牲になり、多くの尊い命が奪われています。私たちは平和でより良いくらしを願う生活協同組合として、戦争も核兵器もない、誰もが安心してくらすことができる世界のために声をあげ続けます。
近年、異常気象や災害により農業や漁業なども影響を受け、食料不足、価格高騰の要因になっています。日本の食料自給率は38%と低く、多くを輸入に頼っています。生産者の高齢化や後継者不足で、今後安定的に食料を手に入れることがますます困難になると予想されます。昨年から取り組んだ『食料の安定供給と自給率向上を求める請願』署名は75,242筆が集まり、国会に提出しました。これからも産地・メーカーさんとの連携を深め、生産者の方々の思いや願いを受けとめながら交流し、買い支えることで、日本の食を守り、生産者さんを応援していきます。
より良いくらしのために人と人がつながり、助け合うのが協同組合です。経済格差が広がり、物価の上昇でくらしは厳しさを増すばかりです。私たちは地域の諸団体を通じて、子ども食堂やひとり親世帯への食材提供を続けます。地震や火災などで大きな被害を受けた地域を忘れず、募金活動や被災者に寄り添った支援を続けていきます。デジタル化が進む今だからこそ、人と人、地域とのつながり、ぬくもりを大切にし、笑顔と会話があふれる活動をしていきます。
持続可能な社会、美しい地球を子どもたちに残すのは私たち大人の責任です。様々な問題に関心を持ち、私たち一人ひとりが考え、行動し、みんなの力で、平和でより良い未来にしていきましょう。
生活協同組合おおさかパルコープ 通常総代会
議案採決、総代会アピールのあと、NPO法人リエラ・代表理事の松永さんより、能登半島地震や大分県佐賀関大規模火災支援活動の報告と、パルコープ組合員さんからの募金ご協力へのお礼を賜りました。
奥井理事長より26年度役員体制(代表理事)の報告がありました。
理事長: 奥井 和久(オクイ カズヒサ)
専務理事: 金津 正明(カナツ マサアキ)
専務理事: 甲斐 信喜(カイ ノブヨシ)