検査室からのお知らせ

2025年8月度 豆乳

豆乳がドロドロに固まってる!?

 豆乳は微生物(目に見えない空気中の雑菌)の影響を受けやすい性質があります。容器を開封すると空気とともに微生物が入り込み、豆乳の状態は徐々に変化(劣化)します。軽く振ってもドロッとしていた場合は品質が変化しています。

おいしく飲むためのポイント!

①ダンボール入りの商品を開ける際、カッターやハサミなどを使うと、中の商品にキズがついたり、穴が開いて品質劣化につながるため、 手で開けましょう。

②常温の豆乳は開封前に冷蔵庫で冷やしておくと、開封後に微生物が増えにくくなります。また、コップに注いだら、すぐに冷蔵庫に戻しましょう。

③冷蔵庫で保存していても、開封後は2~3日を目安に飲みきりましょう。

④大豆の成分が浮遊・沈殿することがあるため、軽く振ってから飲みましょう。

無調整豆乳と調整豆乳の違い

 「無調整豆乳」は大豆に水を加えてつぶして、しぼっただけのシンプルな豆乳です。大豆固形分は8%以上です。
 「調整豆乳」は豆乳に砂糖や食塩などを加えて飲みやすくしたものです。大豆固形分は6%以上です。
 お料理に使用する際には、大豆の風味が強く感じられる無調整がおすすめです。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1101件(計画比111.8%)

〈8月度検査状況(25.7.21~25.8.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 770 なし 問題ありませんでした。
残留農薬検査 45 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 198 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
24 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 12 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

52 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】50件

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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