検査室からのお知らせ

2025年10月度 チーズのカビ

冷蔵庫で保存していたのに、チーズにカビが生えた

 チーズは栄養素が豊富で水分も多く、カビが発生しやすい食品です。開封後は賞味期限に関わらず、なるべく早く使いきりましょう。
 ピザやグラタンのトッピングなどに使われるシュレッドチーズ(細かな短冊状にカットされたチーズ)は細かくカットされているため表面積が広く、空気中のカビが付着しやすくなっています。

シュレッドチーズは冷凍保存すると便利です

 開封後すぐに使いきれない場合には密閉容器に入れて冷凍保存することでカビの発生をおさえることができます。
 長期間の保存は組織の変化が起こり、風味が低下してしまうことがあるため、冷凍した後も1カ月を目安にお召し上がりください。

粉チーズが固まってしまったら…

 粉チーズは冷蔵庫や冷凍庫で保存すると、庫内から出し入れする際に生じる温度差により、固まってしまう場合があります。
 固まってしまった粉チーズはしばらく常温に置くと粉状に戻り、使いやすくなります。

商品検査のとりくみ

<10月度検査状況(25.9.21~25.10.20)>
<商品検査数>1169件(計画比105.8%)

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 824 なし 問題ありませんでした。
残留農薬検査 59 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 222 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
24 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 12 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

28 なし 問題ありませんでした。

商品の相談受付状況

<件数>46件
人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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