検査室からのお知らせ

2025年4月度 食べ物につく虫

食品を食べてしまう虫がいる!?

 お米やスパゲッティの袋を開けた時に虫が混入していたことはありませんか?
 昆虫の中には小麦粉などの穀物類を原材料とした食品や菓子、お米やペットフードなどを好んで食べる虫がいます。このような虫は食品のにおいに引き寄せられ、商品の中に入り込んでしまうことがあります。

お申し出の事例として多いのはメイガ類です。メイガ類の幼虫は商品の袋を簡単に食い破る強いアゴを持っています。

◇保存方法に注意しましょう◇

 食品やお米は虫が入り込めない丈夫な密閉容器での保存をおすすめします。
 また、虫は卵が残っていると繰り返し繁殖するので、保存容器や保管場所はいつも清潔にしておくことが大切です。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1172件(計画比105.7%)

〈4月度検査状況(25.3.21~25.4.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 859 2 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留農薬検査 47 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 143 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
18 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 12 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

93 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】62件

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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