CO2排出量削減CO2 emission reduction

  • SDGsの目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • SDGsの目標13 気候変動に具体的な対策を

日本生活協同組合連合会ではCO2排出量の総量削減をすすめるために、
全国の生協と協力して「温室効果ガス総量削減計画」をすすめています。
「2030年度に、生協全体のCO2排出量を、2013年度対比で40%削減」を目標としています。
パルコープでもデータを提供し、CO2排出量の総量削減のとりくみをすすめています。

パルコープでは、毎年、設備改善と運用管理の強化でCO2排出量の削減にとりくんでいます。
多くのCO2を排出する事業者の社会的責任として、これからも削減のとりくみを積極的にすすめていきます。

グラフ:CO2排出量の抑制 経年の推移と評価

全事業所で省エネにとりくんでいます

新事業所を建設する際の環境配慮

  • 例えば、配送地域に新たな配送センターを作り、拠点を分散することで、配送効率が改善され、車両燃料の使用量の削減など省エネにもつながります。LED 照明の採用や節水設備の導入、倉庫内の照明を細かく消灯できるように、スイッチ回路の細分化を実施するなど、環境に配慮しながらすすめています。

  • 2018年開所門真支所、2019年開所南津守支所

車両燃料使用量の削減

  • 車両の更新による燃費向上と電気自動車10台の導入などにより、車両台数は前年対比106.0%と増えていますが、燃料使用量は前年対比98.8%とおさえられています。

    燃料使用量前年対比 98.8%
    車両台数前年対比  106.0%

  • グラフ

エコドライブの実施、エコドライブセルフチェックを実施

環境にやさしい電気自動車(営業用)を7支所に計10台導入しました。また、2023年3月より稼働した樋之上支所や11月より稼働した東住吉支所には将来を見据え、支所倉庫の各出荷ホームに電気自動車専用の充電用コンセントを設置しました。今後も計画的に入れ替えを行なっていきます。

都島支所の電気自動車、安治川支所の電気自動車専用コンセント都島支所の電気自動車、安治川支所の電気自動車専用コンセント

  • 年間で1回、自らの運転状況を見直し、安全運転に努めるためにセルフチェックを実施しています。
    車両燃料使用量削減のために「シートベルトを締めてからエンジンスタート」も合言葉です。

  • エコドライブ+安全運転

太陽光発電設備について

再生可能エネルギーはCO2の排出量を大幅に削減し、日本のエネルギー自給率を上げることにつながります。
パルコープでは、関連子会社を含めて4ヶ所の太陽光発電設備が稼働しています。2023年度の発電量は837,013kWhとなっています。一般家庭が1年間で使う電気量(約3,600kWh)に換算すると約214軒分に相当し、CO2の排出量で約354トンの削減につながっています。

太陽光発電設備のある施設

年間発電量837,013kWh→CO2排出量の削減効果354トン分

電気使用CO2 排出係数:0.423㎏- CO2/kWh(日本生協連、全国統一CO2排出係数)

リアルにブルーアースおおさかのとりくみ

パルコープの組合員さんの中から「自分たちで協同発電所を作ろう」と立ち上がったNPO 法人「リアルにブルーアースおおさか」。2014年1月にながお店の屋根に設置された20kWの太陽光発電設備では、2023年度は20,426kWhとなり、これは一般家庭が1年間に使用すると言われている電力量(約3,600kWh)で換算すると6軒分に相当します。火力発電で発電した場合と比べて約8.6トンのCO2排出を削減できました。
2024年秋に、安治川支所屋上に2号機を設置予定です。

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  • NPO法人 リアルにブルーアースおおさか

  • 「リアルにブルーアースおおさか」のアースちゃん/屋根 太陽光発電設備

    「リアルにブルーアースおおさか」のアースちゃん/屋根 太陽光発電設備