組合員活動紹介

2024年03月25日

未来のためのCO2ゼロアクション ~温暖化防止の取り組み~

2023年度 第2回 推進学習会

2024年1月19日 会場参加23名 組合員会館などで視聴25名 個人宅からのウェブ参加10名 DVD視聴参加25名(いずれも組合員委員さん)

講師の宮崎さん

講師の宮崎さん

 温暖化による自然や生活への影響を知り、これ以上温暖化が進まないよう「家庭でできるCO2ゼロアクション」などについて学び、組合員自身の関心ごとにしようと、NPO法人地球環境市民会議CASA(カーサ)の事務局長・宮崎学さんを招いてお話をお聞きしました。

 昨年日本では平均気温が過去最高を記録するなど、過去30年間の平均と比べて1.29℃も高かったと報告されています(世界では0.6℃)。国連の事務総長も「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た」と言うほど。

 世界中の国々が話し合う、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)が2023年にも開催されました。そのCOP28では、大きな被害を受けている発展途上国における気候変動の損失・損害基金の制度の枠組みがやっと合意。1.5℃目標を達成するための温室効果ガス排出量の削減について、2030年、2035年と段階的に削減し、2050年までには"実質ゼロ"を目指すことが確認されました。そのほか、再生可能エネルギー設備容量を3倍に増やす、脱化石燃料化をもっと加速的に進めるなども出されていますが、日本では未だに化石燃料に頼る政策を掲げており逆行しています。

 ところで家庭での省エネ目標はどうなっているでしょうか。CO2排出量を2030年には今の半分以下に削減することを国が決めているんですが、広報も無いためあまり知られていないのが現実です。

 気候危機のために国の政策を待つことなく自分たちでもできる事を進めなくてはなりません。具体的には①省エネ ②エネルギー転換です。節電・節水などの行動を起こすことと合わせて、省エネ機器を上手に使うことで省エネができる事も知っておきましょう。特に、住宅の断熱・遮熱を進める事で効率よく削減することができます。再生可能エネルギー中心の電気に変えたり、自家発電、家電製品の買い替えなど、それぞれの家庭の事情にあわせてどうしたら変えることができるか、考え行動する「CO2ゼロアクション」を実践しましょう。

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