冷凍庫から商品を取り出した時、袋がふくらんでいることがあります。これは温度変化によって生じる「昇華現象」というものです。
冷凍食品に温度変化が加わると、食品の表面についた細かい氷の粒が、氷(固体)から水(液体)にならずに水蒸気(気体)になる「昇華現象」がおきることがあります。その結果、気化した水分の体積が増えてパッケージ袋がパンパンになることがあります。商品の品質には問題ありません。
食品の出し入れのために冷蔵庫のドアを開けると、庫内の温度はかなり上昇します。また、一度冷蔵庫のドアを開けると、なかなか元の温度まで下がりません。
冷凍食品が解凍・腐敗していることでガスが発生し、袋が膨張することがあります。
冷凍食品の袋がふくらんでいて、開封した時に腐敗臭がする場合は、召し上がらないでください。
〈7月度検査状況(23.6.21~23.7.20)〉
検査の種類 | 検査件数 | 注意品 | 内容と結果 |
---|---|---|---|
微生物検査 | 811 | 2 | 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。 |
残留農薬検査 | 49 | なし | 問題ありませんでした。 |
理化学検査 | 213 | なし | 問題ありませんでした。 |
残留放射能 (放射性物質)検査 |
28 | なし | 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした (検出限界値は各20ベクレル/㎏)。 |
輸入食肉検査 | 16 | なし | 問題ありませんでした。 |
その他 ※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など |
38 | なし | 問題ありませんでした。 |