パルコープでは、加工食品において使用量が多いとされる保存料(ソルビン酸・安息香酸)と発色剤(亜硝酸塩)について検査を行なっています。保存料と発色剤は、使用してよい食品と使用してよい量(基準値)が決まっています。
腐敗や変質の原因となる微生物の繁殖を抑え、
食品を長持ちさせる
たとえば、「ソルビン酸」では、「かまぼこ」なら1㎏あたり2.0g以下と食品衛生法で定められています
食品の色を鮮やかな赤色にさせる
たとえば、「ウインナー」なら1㎏あたり0.07g以下と食品衛生法で定められています
主に新規商品と迎春商材については、包材の一括表示を見て原材料名に保存料(ソルビン酸・安息香酸)、発色剤の表記があるものは基準値以内であること、表記が無いものについては使用されていないことを確認しています。
〈10月度検査状況(22.9.21~22.10.20)〉
検査の種類 | 検査件数 | 注意品 | 内容と結果 |
---|---|---|---|
微生物検査 | 779 | 2 | 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。 |
残留農薬検査 | 59 | なし | 問題ありませんでした。 |
理化学検査 | 273 | なし | 問題ありませんでした。 |
残留放射能 (放射性物質)検査 |
32 | なし | 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした (検出限界値は各20ベクレル/㎏)。 |
輸入食肉検査 | 18 | なし | 問題ありませんでした。 |
その他 ※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など |
58 | なし | 問題ありませんでした。 |