皮の表面に黒い蜜のようなものが付着していることがあります。原因は、さつまいもの「ヤラピン」という成分です。
ヤラピンはさつまいもに含まれる白い乳液状の成分で、収穫時の切り口から流れ出たヤラピンが表面に付着し、時間経過とともに黒く変色したものと考えられます。ヤラピンは整腸作用があるといわれており、食味には影響はありませんが、多く付着しているものは、検品で除去しています。
これはさんまのうろこです。さんまのうろこは全体的に透明ですが、一部分は半透明の青色(もしくは緑色)です。
さんまのうろこは非常にはがれやすく、漁獲する際にほとんどはがれてしまいますが、はがれたうろこがさんまの表面に残った場合に、青いものが付着しているように見えることがあります。
さんま由来のものですので、品質に問題はありません。
〈8月度検査状況(21.7.21~21.8.20)〉
検査の種類 | 検査件数 | 注意品 | 内容と結果 |
---|---|---|---|
微生物検査 | 683 | 2 | 問題ありませんでした。 |
残留農薬検査 | 45 | なし | 問題ありませんでした。 |
理化学検査 | 215 | なし | 問題ありませんでした。 |
残留放射能 (放射性物質)検査 |
33 | なし | 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした (検出限界値は各20ベクレル/㎏)。 |
輸入食肉検査 | 22 | なし | 問題ありませんでした。 |
その他 ※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など |
50 | なし | 問題ありませんでした。 |