生協からのお知らせ

2016年06月24日

熊本地震災害 お見舞金贈呈訪問 報告

熊本地震により被災された取り引き先様、
生協くまもとへお見舞金をお渡ししました(5月23日・24日)

≪訪問先(敬称略)≫

生協くまもと
熊本県酪農業協同組合(阿蘇やまなみ牛乳)
(株)熊本畜産流通センター(佐々牧場の豚肉)
(有)ベジタブル・ユー(小原さんのベビーリーフ)
肥後農産出荷組合(中川さんのにんじん など)




〈熊本県酪農業協同組合さま〉

地震の影響で、熊本工場の製造ラインが10㎝ほどズレたため、12日間工場がストップ。
事務所の3階は天井が落ちて完全に倒壊し、
1階・2階も筋かいの鉄骨が伸びたため壁がはがれ、書庫も倒れて大変な状況だったそうです。
うかがった時はそのような中でも業務されていました。
牛舎も倒壊した所があったそうです。

〈熊本畜産流通センターさま〉

佐々牧場では、餌のタンクが倒壊し第2牧場は停電したが、
自家発電に切り替えて大きな被害はなかったそうです。
現在は通常通り出荷していますが、今後の豚のストレスを心配されていました。
2階の事務所が20㎝ほどズレ、天上に隙間ができ水漏れで水びだしになり、
エアコン・換気扇が落ちかけた状態で業務されていました。
サッシも1枚落ちたそうです。

〈ベジタブル・ユーさま〉

30本の井戸のうち10本の井戸が濁って、検査が必要な状況となっています。
通常は25名のパートさん達で、収穫からパック詰め作業を行なっているところ、
被災時は2名しか集まらなかったので、親戚・知人に協力していただき、
徹夜で作業しスーパーへの出荷は中止し生協関係は欠品せずに対応いただきました。
収穫は毎日しなければならないため、大変だったが、欠品したくないとの思いで、
みんなに協力していただき乗り越えることができたそうです。

〈肥後農産出荷組合さま〉

肥後農産の事務所(社長の宮本さんの実家兼)も、サッシが外れ壁に亀裂が入っていました。
作業場が避難所になり出荷できない、自宅で生活できないため作業所に寝泊まりする、
冷蔵庫が倒壊するなどの影響を生産者45名のほとんどが受けました。
にんじんの生産者の中川さんが借りていた畑に仮設住宅が建設されるため、
にんじんの植え付けができない状況にもなっていました。
畑も波打って凸凹になり亀裂もあり、前途多難な状況とうかがいました。

〈生協くまもとさま〉

4月15日に新支所(東支所)の引き渡しがあり、その支所が全くの無傷であったため、
4月18日より、全国からの支援を受けて、通常通り配送ができたそうです。
多くの職員も駐車場で家族と共に車中泊が続きました。
13店舗中3店舗で被害があり、被災後は店頭で支援物資の配布を行いました。
全国の生協の支援で5月10日より通常営業に。
コープ共済も全国の生協の応援で、7,500名の組合員さんを訪問できたそうです。

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