コラム執筆 河本 かよ

2019年11月10日

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

大人の食事から取り分けるメニューを考えよう

台風19号、その後の豪雨により被害にあわれた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧がされ、いつもの生活が戻りますようにお祈り申し上げます。

こんにちは。ようやく秋らしくなり、朝晩寒い日が増えてきましたね。体調を崩していませんか? これからどんどん寒くなります。親子でしっかり食べて、元気に過ごしましょう!
紅葉が美しい季節です。天気の良い暖かい日は、親子でお散歩して秋を感じてみてくださいね。

今回は、大人の食事から取り分けて離乳食を作る、離乳食から大人の食事を作ることについてお話します。みなさん、離乳食作りどうしていますか?

初期の頃は、10倍かゆのすりつぶしから始めて、食材をひとつずつチャレンジ。
1日1回、食べる量も少ないので、多めに作り冷凍保存をして使うことが多いと思います。
その事から大人の食事から取り分けて作ることは、少ないかもしれませんね。中期の頃からは回数や量が増えるので、大人の食事から取り分けてみませんか? 

冷凍保存した場合、1週間を目安に使い切ってください。いつのだったかな?と思った時は、大人の食事に使いましょう。

  • 野菜をスティック状で保存していたとき・・味噌汁やスープ、カレーやシチューに
  • すりつぶした状態で保存したとき・・ハンバーグ、ポタージュスープに

カレイの煮つけ【後期】

材料

カレイ…1切れ(100g)
 しょうゆ…10g
 砂糖…5g
 水…35g
 酒…15g

作り方

  1. 煮汁を煮立たせ、魚をいれ落し蓋をして煮る
  2. 身をほぐす
    煮つけの魚の皮をめくる、白いところを利用
  3. 煮汁1:水2:かたくり粉1を混ぜて、電子レンジ600W、30秒加熱するととろみがつくので、身にかける

じゃがいものおやき【中期~後期】

材料(大人1人分)

じゃがいも…50g
ちりめんじゃこ…5g

作り方

  1. じゃがいもはすりおろす、ちりめんは刻む
  2. (1)を混ぜ合わせて、フライパンまたはオーブンやオーブントースターで焼く

じゃこを茹でて塩分を抜いてから、細かく刻むと中期でもOK
小麦粉か米粉を小さじ2程度加えて焼いてもよい

かぼちゃのプレコロッケ【中期~後期そのまま使える】

材料(大人1人分)

かぼちゃ…60g
たまねぎ…20g
片栗粉…小さじ2

作り方

  1. かぼちゃは電子レンジで加熱してつぶす、たまねぎはみじん切り
  2. (1)と片栗粉を混ぜ合わせ、小判型に丸める
  3. (2)をフライパン、オーブンやオーブントースターで焼く。

大人は衣をつけて、コロッケにしてもよい
鶏ひき肉に、かたくり粉をまぶし、さっとゆでてから加えるとたんぱく質も一緒に摂れる

油揚げの袋煮【後期~】

材料(大人1人分)

れんこん…30g
ひじき(乾燥)…0.2g
人参…10g
枝豆(冷凍)…5g
卵…1個
油揚げ…1/2枚
スパゲッティ…1/3本

作り方

  1. れんこんはすりおろす、ひじきは水につけて戻し、刻む、人参はゆでてから刻む、枝豆はそのまま、または軽く刻む
  2. (1)をざっくりと混ぜて袋にした油揚げの中に入れる。卵も1個割り入れる。口のところを、スパゲッティでとめて、だしで煮る。
  3. 【後期】(2)の中身だけ取り分ける。
    【1歳以降】油揚げごと、食べやすい大きさに切って出す。

中に入れる野菜の切り方を変えることで、噛みごたえがアップ!
大人はポン酢などをかけて食べるとよい

さば缶でハンバーグ【後期~】

材料(大人1人分)

さば…70g
人参…5g
大根…10g
かたくり粉…大さじ1

作り方

  1. さばは刻む、人参・大根はゆでてから刻む
  2. (1)をよく混ぜ合わせて、小判形に丸める
  3. (2)をフライパンまたはオーブンやオーブントースターで焼く

大人もそのまま食べられる
大人は、さばを細かくせずそのまま使い、キャベツや白菜をざく切りにして上にのせ、 軽くラップをして電子レンジで5分程度加熱して、蒸し野菜のおかずもできる
ゆでた野菜を、そのまま添え野菜として食べても良い

離乳食の回数が増えてきたとき、めんどくさいなぁと思うことがありますよね。大人の食事から取り分けたり、離乳食の料理に味付けをプラスして大人のおかずにできると負担が減るのではないかと思います。後期の離乳食は特に、肉団子のようなものだと、赤ちゃんは手づかみ食べができ、大人はスープの具材として利用もできます。同じものを家族で食べることが、赤ちゃんや子どもの食欲を増すことにも繋がるので、ぜひ試して欲しいと思います。

食事つくりが「めんどくさいなぁ」から「食べてくれるから作り甲斐があるなぁ」に変化すると、ママやパパに笑顔が増えて、楽しい食卓に繋がると思っています。楽しい食卓での食事はきっと赤ちゃんや子どもにとって、楽しい食事になると思いますよ。

次回は、「アレルギーが心配なときの離乳食」についてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

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