コラム執筆 河本 かよ

2019年07月10日

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

今年変更された離乳の基本について

こんにちは。じめじめと蒸し暑い日が続きますね。関西はなかなか梅雨入りせず、今までで一番遅かったようですね。最近は雨が降ると、ひどい降り方をすることがあるので、各地で豪雨被害が出ないように祈ります。

じめじめした季節は、食中毒に気をつけましょう。赤ちゃんは、消化機能が未熟なため、 十分な配慮が必要です。

  • 新鮮な食材を使う
  • 離乳食を作ったら、すぐに食べさせる
  • すぐに使わない時は冷凍保存 
  • 調理器具を衛生的に扱うこと

授乳・離乳の基本が改定され、2019年3月に厚生労働省から発表されました。変更されてみなさんに知っておいてほしい点をお伝えしようと思います。進め方の目安の表を載せておきます。

平成17年の改定で削除されていた「初期・中期・後期・完了期」という言葉が復活

わかりやすく、簡単に説明しやすくなったと思います。
初期・・5~6か月
中期・・7~8か月
後期・・9~11か月
完了期・・12~18か月

食べ方の目安

後期 家族と一緒に楽しい食卓体験を
→共食を通して食の楽しい体験を積み重ねるに変更
完了期 自分で食べる楽しみを手づかみ食べから始める
→手づかみ食べにより、自分で食べる楽しみを増やすに変更

家族以外にも誰かと一緒に食べること、手づかみをしながら、自分で食べることを楽しいと感じ、しっかり食べられるようになってほしいと思います。

初期に使える食材に「卵黄」が追加された

アレルギーを心配して、離乳食のスタートを遅らせること、たんぱく質、特に卵黄を使うタイミングが遅くならないように気をつけましょう。遅らせることでアレルギーの発症を抑えられるわけではないので、適切な時期に始めます。万が一、食べたことで体調を崩したときは、すぐに小児科を受診しましょう。医師から与えないように言われている場合は、注意してください。赤ちゃんにとってたんぱく質を食べる練習は大切です。

完了期 軟飯90~ご飯80g→軟飯80g~ご飯80g

軟飯の量が11か月までと同じ量になりました。

歯の萌出の目安が追加

歯の生え方には個人差がありますが、目安があれば焦らなくて済みますね。

摂食機能の目安が追加

ごっくん・もぐもぐ・かみかみができるようになってきているか、絵も挿入されてわかりやすくなりました。赤ちゃんは急に食べることが上手になるわけではなく、ごっくん~もぐもぐ~かみかみと少しずつ上手になります。焦らずに見守ってください。

衛生面に十分に配慮して食べやすく調理したものを与えると記載された

(出典:厚生労働省ホームページより)

今回の改定は、大きな変更はありませんでした。細かい表現に変更された部分もあり、わかりやくなったと思います。離乳食を進めるときの参考にしてくださいね。
表の上の方に書かれているように、これは目安であり、ご自分の赤ちゃんの食欲や体調・成長をみながら、状況に合わせて調節してくださいね。赤ちゃんが喜んで食べていて、ママやパパが「にこっ(^o^)」と笑顔で食べさせてもらえていれば、私はとても嬉しいです。

暑くなると水分補給を気にされると思います。基本はお茶か湯冷ましにしてください。
イオン水などを多く飲むと、母乳やミルクを飲む量、離乳食を食べる量が減り、栄養が偏ってしまうことがあるので注意が必要です。

お詫び
5月に掲載しましたお粥の作り方ですが、離乳食のお粥は、容積で量るのが正しい作り方でした。訂正してお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。(5月コラムは訂正済みです)

10倍かゆ・・
お米1を量った同じ器やスプーンで水10杯量り、水加減をしてください
7倍かゆ・・
お米1:水7

今年の4月に厚生労働省から出されている「授乳・離乳の基本」が改定されました。次回は、みなさんに知っておいてほしい変更点をお話したいと思います。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

参考文献:
授乳・離乳の支援ガイド 2019年3月 厚生労働省
よくわかる小児栄養 ミネルヴァ書房

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