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2019/05/10

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

離乳食をつくること

こんにちは。5月1日に新天皇が即位をされ、元号「令和」での生活が始まりましたね。
平和で、みんなが幸せを感じることができる世の中になってほしいなと思います。
子どもの頃、明治生まれのおばあちゃんのことを「明治・大正・昭和」と生きてきて「すごいなぁ」と思っていましたが、今は、自分が「昭和・平成・令和」と過ごすことになり、ちょっと不思議な感覚でいます。きっと読んでくださっているママやパパも同じですよね(^o^) 家族の中に、昭和・平成生まれ、そして令和になって数日経ちますので、令和生まれの赤ちゃんがいる家族もあるでしょうね。すくすくと元気に育ちますように!

離乳食の作り方がわからないと言われる方がおられます。普段教える時に使うために、自分で離乳食を作り、写した写真や絵を利用して、今回は作るポイントについてお話します。

おかゆ

スタートは10倍かゆ→7倍かゆ→5倍かゆ→軟飯へと移行します。

10倍かゆ

米1:水10
お米を量った同じスプーンや器で水を10杯量る

7倍かゆ

米1:水7

5倍かゆ

米1:水5

炊き方

炊飯器で自分たちのご飯と一緒に炊く
湯煎で炊く
鍋にお米と水を入れて、ゆっくり弱火で炊く
電子レンジを利用する

軟飯

多めに作っておく方法ですが・・・ お米を3合洗って、4合のところまで水を入れて普通に炊くと、10か月~1歳くらいの子が食べやすい軟飯ができます。1回分ずつラップで包むなどをして冷凍保存しましょう。1週間分くらいになります。一度にたくさん食べられるようになった赤ちゃんだと1週間分足りないかもしれませんが... (*^。^*)


おかず


野菜


スタートの頃

そのまま、または昆布のだしでやわらかくなるまで煮て、すりおろす、またはうらごし


7か月の頃


にんじんなどは、大きいままやわらかく煮て、お皿の上でフォークでつぶし、そのまま食べさせる


このように他の野菜と煮ても良い水溶きかたくり粉でトロミをつけると食べやすくなる


葉物野菜は、細かく刻んで、やわらかく煮て、水溶きかたくり粉でトロミをつける

昆布のだしで煮て、ほぐす。初めて食べる時は、ミキサーやミルサーでとろとろにした方が食べやすいすり鉢ですりおろす時は、丁寧に。

9~10か月の頃

はほぐして、薄味のあんを作り、かける
野菜はやわらかく煮てスティック状にする。または細かく刻み、肉などと混ぜて丸め、手で持って食べられる
大きさに作る。おやきなどを作るときも中に入れる具材は、少し小さめに切り、仕上がりの形は大きめに!
前歯を使って噛み切れる大きさにすることが大切。中の具材が小さいことで、大きいものでも食べやすい

やわらか豆腐ハンバーグ

  1. 玉ねぎ、細かく刻む
  2. 豆腐とお肉は同量、かたくり粉を大さじ1~2加える
  3. よくこねる、丸める。他の食材と一緒に焼くとおかずが増えて便利
※焼くのは、オーブン、フライパンどちらでも良い

納豆おやき

  1. キャベツ粗く刻む
  2. ひきわり納豆と小麦粉をいれて、よく混ぜて焼く
※キャベツと納豆は同量くらい・小麦粉は納豆1パックに対して、大さじ2

簡単ホワイトソース

  1. 玉ねぎ粗く切る
  2. バターで玉ねぎを炒める
  3. 小麦粉を加える
  4. ひとかたまりになる
  5. 牛乳でのばしていく
  6. とろりとなったら仕上がり
すこしかために仕上げて冷凍保存やわらかく煮た野菜とまぜたり、もう少しのばして、スープやシチューにしてもおいしい!
※バターは無塩、バターと小麦粉は同量、玉ねぎは大きさによりますが、1玉のとき、バター・小麦粉は各40gを目安で
赤ちゃんが食べやすいかな? 嫌がっていないかな? と気にかけ、様子を見てあげてくださいね。味の好き嫌いというより、「食べやすいか、食べにくいか」「ママやパパがどんな顔をしているか?」「声のトーンはどうか?」などを感じながら食べています。
楽しい雰囲気の中で食べさせてあげてくださいね。

次回は「赤ちゃんの食べたくない」についてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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