コラム執筆 河本 かよ

2019年03月10日

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

赤ちゃんにおやつは必要?

こんにちは。元気に過ごしておられますか? 3月に入り、少しずつ春の足音が聞えてきているように感じます。これから、暖かい日が増えてくるでしょう。
花粉症の人にはつらい季節だと思いますが、可能な範囲でお散歩して、「春見つけ」をしてくださいね。

赤ちゃんは離乳食を、小さな子どもたちは幼児食をしっかり食べているでしょうか? 暖かくなって、たくさん動くようになると、必要量が増えてきます。体を大きくする分も必要なので、たくさん食べられるようになります。日によって違うでしょうが、今までより少しずつ多めに用意してあげてくださいね。

ママ達から「おやつはいつからあげれば良いですか?」「手づかみ食べの練習ってお菓子でして良いですか?」などと質問されることがあります。そのあたりも含めて、今回は赤ちゃんにおやつは必要なのかな?ということをお話したいと思います。

「おやつ」と聞くと、何を思い浮かべますか? 大人の感覚だとお菓子やジュースを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。10時と3時、一日2回おやつの時間ってあるなぁと思われる方もあるでしょうね。

1歳までの赤ちゃんの生活リズム

生まれてすぐ

欲しがるときに授乳するので、毎日決まった時間に…というのは、ママも育児に慣れていない状況で、難しい時期だと思います。3時間おきに、毎日できるだけ同じ時間に与えましょう。

1~4か月

授乳のみ 一日6~7回の授乳回数で、4か月ころになると夜中に起きず、朝まで寝られる赤ちゃんが出てきます。個人差があり、夜中起きることが続く赤ちゃんもいます。

5~6か月のころ

授乳の回数は6~7回、そのうち1回は離乳食+母乳またはミルク生活リズムが整いはじめます。起きる時間、寝る時間、授乳の時間を毎日同じにできるように、気をつけてくださいね。

7~8か月のころ

授乳の回数は6~7回、そのうち2回は離乳食+母乳またはミルク赤ちゃんの中に、夜泣きが始まり生活リズムが崩れてしまう場合があるので、注意が必要ですね。寝る時間が遅くなった日でも、毎日決まった時間に起こしましょう。

9~11か月のころ

授乳の回数は6~7回、そのうち3回は離乳食+母乳またはミルク 3回食になり、一度にたくさん食べられるようになると、食後の母乳やミルクを欲しがらなくなってきます。その場合、お茶を飲んで「ごちそうさま」をしましょう。まだ、お菓子やジュースより、離乳食を食べることに慣れ、食べられる食材が増えて、母乳またはミルクをしっかり飲んでほしい時期です。
まだ「おやつの時間」はありません。
赤ちゃん用のお菓子やジュースを、与えてみたいなぁと思うときは、授乳や離乳食に影響しないように注意をしましょう。毎日必ず与えないといけないものではありません。
食べさせたらだめ!というわけではありませんが、早くからジュースやお菓子をたくさん食べる習慣がついてしまうと、離乳食を嫌がることがあるので、量やタイミングに気をつけてあげてくださいね。

1歳ころ

一日3回の離乳食が朝(7時前後)・昼(12時前後)・夕方(6時前後)に落ち着いてくると思います。離乳食が完了し、幼児食に移行します。この頃の生活リズムは、「朝食・おやつ・昼食・おやつ・夕食」ですね。 そろそろ母乳や哺乳瓶でミルクを飲むことから、卒業する赤ちゃんがいます。卒業しても、一日に200~300gの乳製品が必要です。コップで牛乳やフォローアップミルクを飲みしましょう。ヨーグルトやチーズを食べるのもOKです。
食事に食べムラが出てきて、一回にたくさん食べることができないことがあるので、この時期から、おやつの時間がとても大切になります。

おやつの時間、何を用意したら良いのかな?

食事をしっかり食べられているとき・・・
量と時間を決めて、果物・お菓子やジュースをママと一緒に楽しめると良いですね。

食事の量が少ないなぁと感じているとき・・・
小さな食事にします。おにぎりやお好み焼きのようなものでも良いですね。

手づかみ食べの練習に赤ちゃん用のせんべいやボウロは便利?

確かに手軽で便利です。しかし、離乳食のときに、野菜のスティックを持たせることでも練習ができます。お菓子のときにしか持たせてもらえないと、食事を自分から食べようとしなくなるので、気をつけましょう。

おやつの時間は大切です。しかし、お菓子の時間ではありません。その時々で、中身・量・時間を決めてくださいね。食べる場所も決めてあげられると良いですね。ウロウロしながら食べないようにしましょう。
ときどき、ぐずったときに「うるさいなぁ。お菓子でも食べる?」とぐずぐず言わせないために、お菓子を利用する方がいます。ぐずぐず言うともらえることがわかると、お菓子などをもらえるまで騒ぐので、そのような利用の仕方はやめましょう。時間を決めずに、欲しがるときに食べさせていると、だらだら食べてしまうことになり、食事が食べられない、虫歯になりやすいということに繋がるので、気をつけてくださいね。
お菓子やジュースは、量・時間・場所を決めて、家族と一緒に楽しんで食べたり、飲んだりするものであって欲しいなぁと思います。

次回は、「成長に大切な鉄・カルシウムについて知ろう!」についてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

コメントを残す



コメントは直ぐに反映されませんのでご容赦ください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)