生協くまもとへの応援

第1陣(4月25日~5月1日)

初日は、コープ春日店(天井陥没、棚崩れ有り)の棚清掃を行いました。
売り場の危険箇所には組合員さんは立ち入れられないので、代わりに職員が、組合員さんの希望商品を取ってきます。
熊本の組合員さんから、「あんたは、どげんやったの?」と心配、お気遣いいただきました。
その度に、「大阪から来ました」「ありがとう。でも地震には、気をつけて」のお言葉をいただきました。


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    支援活動中の東都島店開沼スタッフ

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    支援先のコープ春日店

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    危険箇所に立ち入れない組合員さんのためにこうして職員が立ち、代わりに希望商品を取ってきます

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    店内・農産の陳列台を掃除しています。

2日目以降は、農産棚の清掃をしたり、店舗の入り口前で、医療生協の方たちが、ボランティアで無料の健康チェック・健康相談をされているところで受付の声掛けをしました。
お孫さんを連れた組合員さんに「大丈夫でした?」とお聞きすると、「家ではガスがまだ出ない。
水は出るようになったが濁って飲めない。この子(お孫さん)が、2回目の大きな地震以降、余震でも怖がる…。」とおっしゃっていました。
ガスが使えないや、水道水が飲めない、子どもが怖がるなど外からは見えにくいところで困っておられることがあるということが、 実際に聞いてわかりました。
その他、人手不足のため水産部門に入り、お造り製造をしました。
ガスがまだ使えないご家庭も多く、即食品が重宝されるようです。

(4月25日~29日の報告書より・つるみ店 開沼 陽一郎さん)

第2陣(5月1日~7日)

熊本東支所(大津町)で、配送同乗。
被害が少ないエリアでしたが所々門柱が崩れているお宅がありました。
ほぼ個配配送でしたが在宅率も高い状況でした。
配送終了後に1番被害の大きかった地域を通りましたが、倒壊家屋の凄まじさ、地震の大きさ、恐怖が伝わってきました。
ご年配の方が自宅の瓦礫を道具も重機も使わず片付けされている姿が印象に残りました。

(5月2日の報告書より・港支所・箕部 修さん)

関西3生協 東北応援バスの取り組み

第3陣(5月8日~14日)

関西3生協 東北応援バスの取り組み

熊本東支所に応援に入りました。
配送担当者の7割が被災者で、多くの方が車中泊を経験し、
現在も車中泊の方や避難所から出勤されている方もおられます。
配送担当者も家の片づけなど疲労が蓄積してきていて、
配送は、ほぼ通常に戻りつつあるが負担を軽減し、
早めに休ませてあげたいとの事でしたので、配送同乗となりました。 
(5月9日の報告書より・南寝屋川支所 松崎 真也さん)

第4陣(5月15日~21日)

関西3生協 東北応援バスの取り組み

本日は凄い雨の中、配送同乗をしました。
本田さんという担当者の方でご自身の親戚の方も被災され、
震災時は業務終了後に水を運んだりしたそうです。
配送した地域は地盤が固く被害が少ないところでした。
しかしその中でもブルーシートが掛けられていたり壁に亀裂が入っていたりと
本日のような大雨やこれからの梅雨時期はとても大変だと感じました。
生協くまもとの東支所は地震の翌日に引っ越しということでした。
新支所の隣にある旧建物は地震で外壁が崩れ落ちていました。
地震の大きさを感じ、阪神淡路大震災を思い出しました。
東北の津波の怖さと違い、地震の力の強さ・怖さを改めて思い知らされました。
(5月16日の報告書より・都島支所 尾﨑 浩之さん)