2018年03月16日

2017年度パルコープ・よどがわ生協・ならコープ「第4回 東北応援バス」の様子

<2017年9月15日(金)~18日(月)>

3生協あわせて25名の組合員さんと2名の事務局で参加しました。
初参加の組合員さん7名、中学生も1名参加。東北応援バスとしては今回で最後の活動となりました。台風18号が九州に近づく中、到着時の大槌町は快晴、無事に活動ができました。

「大槌町菜の花プロジェクト」の畑作業に、いわて生協・おかやまコープの組合員さんと合同で参加し、菜の花畑の整地や種まきを行いました。

「大槌町菜の花プロジェクト」とは
震災によって変わり果てた大槌川を見た金山文造さんが、"大槌の人たちに笑顔を取り戻してもらいたい" "天国への供養の花畑を届けたい"という想いから、震災後まもなく、たった1人で河原を菜の花色に染める活動を始めました。
やがてその活動が広まっていき、「大槌町菜の花プロジェクト支援会」を筆頭に全国へと応援・支援の輪が広がるように。町中に復興の菜の花が咲きみんなの笑顔が戻る日まで活動は続くと、金山さんは語ります。

また、小鎚神社で行われた「大槌まつり」にも参加。

参加者された方の感想

●7回目の参加で初めて訪れた大槌町でした。陸前高田のように高い盛り土や防潮堤よりもいざという時は「逃げる」意識をもって海から近い場所にも家が建ち始めていたのが印象的でした。
どうして違うのか林さんに聞くと、大槌町は2メートルの盛り土だけで町づくりをスタートしたとの事。以前、陸前高田の釘子さんも、高い防潮堤や盛り土よりも大事なのは、「意識」だと言われていました。
町によっていろいろ予算の使い方が違うのも含めてこれからも見守っていこうと思いました。

●2012年4月第1回ボランティアバスに乗車し、1年に1回は参加しようと今回で6回目でした。毎年行こうと思ったのは、行くたびに現地の人の温かさに触れることができるからかもしれません。
今回もお祭りのお囃子(はやし)の音が聞こえる中、災害公営住宅の花壇の草取り作業中、通りがかったおばあちゃんが"この暑いのに...お祭りだのにご苦労さんです"と声を掛けてくださいました。
翌日の大槌まつりに参加した時は、会長さんが"皆のカッパ用意してっから"と気遣ってくださいました。
今回で生協企画のボランティアバスは最後だと思うと、この5年半の思い出が蘇ります。2年前、ボラバスに参加した友人二人で、陸前高田と大槌をレンタカーで回りましたが、計画や費用が掛かり、いかに生協さんにお世話になっているか実感しました。
ボランティアで知り合った人、現地で知り合った人、すべて私の財産となりました。これからも、自分のできることで東北を応援していきたいと思っています。