生協からのお知らせ

2015年12月15日

【レポート】第10回 パルコープ被災地支援研修報告

日程:2015年11/26(木)~30(月)

今回の主な活動としましては、陸前高田市で行われている「桜ライン311」に参加し、津波到達地点に桜の木を植樹しました。また、大槌町の現地視察、山奥にお住いのお宅でまき割りを行いました。
今回はパルコープの内定者4名が参加し、それぞれ役割分担を決め、積極的に活動していた姿が印象的でした。

◆参加メンバー◆7名(敬称略)
パルコープ内定者4名、杉 典生(教育)、松岡 美和子(教育)、鎌田 茅沙(理事役員室)

≪11月27日(金)≫
陸前高田で現地駐在職員の林さんと合流し、語り部をしてくださっている釘子(くぎこ)さんから、ご自身も実際に被災された当時の状況や現在の状況についてお話を伺いました。

現在の復興に向けた状況と問題点

現在、県が防潮堤と気仙川水門を高さ12.5mで整備しています。ですが、実際きた津波の高さは15m。そのために土地をかさ上げしていますが、その土地がきちんと丈夫にできているのかも分からない、そんなところに人が戻ってくるのか。それよりももっと市民の住宅再建に力を入れた方がいいのでは、との考えも出ているようです。

いわて生協による移動販売「にこちゃん号」の見学

移動販売「にこちゃん号」とは...
被災地での買い物支援として、2012年6月18日から宮古市で運行がスタート。現在では、釜石・大槌・陸前高田・大船渡地域にも広がり、4台で運行しています。この移動店舗は、いわて生協組合員さんと全国の生協の募金で実現したもので、買い物の不便な奥地の仮設住宅などを週2日~3日、移動して回っています。


トラックの中には冷蔵ショーケースもあり、肉や魚、色んな商品が並んでいます。

「にこちゃん号」を運転して回っている いわて生協の職員の方々。

仮設商店【車屋酒場】

今回は地元の美味しいお店を紹介してみます。この日は夕食をこちらでいただきました。
もともとお店のあった場所は被災され、場所を移し今でも仮設でお店を開いていらっしゃいます。車屋酒場は全国から多くのファンがいる居酒屋で、三陸の旬の肴と地酒でおもてなししてくれます!

≪11月28日(土)≫
桜ライン受付のため陸前高田市立小友小学校へ。
A,B,Cの3つのチームに分かれて植樹の説明を受けました。参加人数は約100人!
同じチームだったいわて生協と日本生協連のメンバーとも顔合わせをし、一緒に植樹を行いました。

桜ライン311とは

岩手県陸前高田市内約170kmに渡る津波到達ラインに10mおきに桜を植樹し、ラインに沿った桜並木を作ることで、後世の人々に津波の恐れがあるときにはその並木より上に避難するよう伝承していくことを活動としている、NPO法人です。
2011年10月より任意団体として発足して以来、春と秋の年2回のシーズンに植樹会を開催しており、パルコープも春・秋ともに参加させていただいております。


今回の植樹作業は、このように山の傾斜面で行われました!
斜面の途中に穴を掘って桜の木をまっすぐ植えるのは、なかなか難しかったです。
津波の到達地点なので、一般の民家の地主さんに許可をもらって植樹することもあります。

植樹を終えて帰ってくると、地元の少林寺拳法の皆さんが豚汁を用意してくださいっていました!

無事、桜の木が根付いていつか花咲きますように...!

《11月29日(日)》
前日に宿泊させていただいた大槌町の小川旅館を後にし、NPO法人 遠野山・里・暮らしネットワークの千葉さんと合流。
この日は千葉さんと大槌町の視察をした後、街から離れた民家で薪割りのお手伝いをしました。


当時、町長や課長クラスの職員が行方不明となったため、行政機能が麻痺し、指示をする人がいなくなりどうしたらいいか分からない状態のまま、被害が拡大していったそうです...。

防潮堤が大きくずれて今もそのままになっています。
当時の津波の威力の大きさを物語っています。

当時、遊覧船「はまゆり」が津波によって押し流され屋根に乗り上げていたことで話題となった民宿

「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった「蓬莱島」。

ちょうど、この日があわび漁の解禁となり、あちこちであわび漁が行われていました。
まき割りや木材を細かく切る作業。ほんの少ししかお手伝いできませんでしたが、「わざわざ来てくれてありがとう」と喜んでいただけました。

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