生産者さんおじゃましまーす

掲載日:2016年03月28日

産直 一株トマト/和歌山県・紀ノ川農協

毎年たのんでいます。トマトの味が濃くて、家族みんな大好きです!!(昨年利用された組合員さんの声)

和歌山県・紀ノ川と奈良県・五條の生産者が30年以上前から毎年、作ってくれている「産直 一株トマト」。
今年も株数を増やして、6月から届ける トマト作りに励んでいます。

「トマト作りが生きがいになってきました」という堂本さん。ご夫婦でミニトマトを作っておられましたが、ご主人が他界されてから何をすればいいか途方に暮れていたそう。そんな中、紀ノ川農協の組合長が「大玉トマト(一株トマト)を作ってみないか」と声をかけたのがきっかけで一株トマト栽培をスタート。「それまでのミニトマト栽培とは方法が違うので迷いました。でもやってみたら楽しくて。苗の植え付けは人の手も借りますが、その後の作業は全部一人でやっています。今は2000株くらいあるかしら。忙しい時は朝の4時半とか5時くらいから出て作業しています。これからどんどん大きくなっていくから楽しみです」。
生産者の堂本栄子さん

産直産地である紀ノ川農協へは、多くの組合員さんが訪れて生産者と交流しています。

くずは地域活動委員会(枚方市)主催
「一株トマト収穫体験」 2015年6月20日

参加された組合員さんが、生産者の山田さんにいろいろ質問してみました♪

  1. Q:トマトは種から植えるの?
  2. A:うちは苗を購入して植えています。病気に強い根っこの部分とよく成長する幹を接ぎ木した苗なんですよ。
  1. Q:栽培する土は毎年どうしているの?
  2. A:毎年同じビニールハウスで作っていますが、収穫後は土壌によい菌を増やすなどして翌年に備えます。
  1. Q:トマトって熱さに強い?
  2. A:収穫する時期、ハウスの中は晴天の日なら約40℃くらいになるんです。
    あまり温度が高すぎるとトマトに青い部分が残ったりするから、室温を下げるためにハウスの上に遮光シートを貼ったりするんです。

[参加者の感想]
生産者と交流する機会があり、疑問や要望などにも応えてくださる。大切な事だと思う。これからも私たちに安全安心な農作物を届けてほしいと思いました。

"一株トマト"って?

産直産地・紀ノ川農協とパルコープ(の前身生協)組合員さんが1984年から、お互いに訪問・交流しながらとりくみを続けてきた産直トマト。予約1件でほぼ一株分(4~5kg)のトマトを6週か8週の間、お届けする仕組みです。一般のお店用が青い状態で採るのと異なり、共同購入ではできるだけ樹の上で色付かせてから収穫し、お届けができるので、「昔のトマトの味がする」と好評です。
毎年多くの組合員さんにご予約いただくことで、安定的な数量を安心して育てることができ、若手生産者が農業を仕事にしようと考えるきっかけにもなっています。


詳しくは別チラシをご覧ください

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