生産者さんおじゃましまーす

掲載日:2010年08月09日

子つぶ大福(ミックス)/三重県・(株)サンショク

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阿倍野区の玉木輝子さんは朝6時半には起きて、夫と幼稚園に行く男の子のお弁当を作り出します。
「しっかり冷まして、お弁当がひっくり返ったり、寄ったりしないようにしっかり詰めてます。見た目の色あいも大切で、いろんな色を入れるように気にしています。
ミニトマト、きゅうり、子つぶ大福とか。
幼稚園から帰ってきて、『今日はアスパラいっぱい入ってた...』とやや文句を言うこともありますが、『ママ、今日はメッチャ大好きなん入れてくれてた!』『今日、はじめてのん入ってたけど、おいしかった!』と、家では食べず嫌いをしそうなものでも、お弁当にすると食べることができて、新しい食材のおいしさを発見して帰ってきます」。
それこそ毎日のお弁当作りの原動力ですね。

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商品を使う場面と方法は
使う人が作る子つぶ大福

「保冷剤代わりなんて、私らが知らなんだことです。商品を使う場面と方法はそれを使う人が作る、まさに使う人が育ててくれるんですね。子どもさんと一緒ですね。いかにまじめに作るか、育てるかでいずれ成長につながるんじゃないかな」 と(株)サンショクの山本俊彦さん。
通常、大福は50〜70gですが、子どもや女性でも食べきれる一口サイズ(ひとつ10g)の子つぶ大福を開発しました。パルコープでは12年前から取扱いが始まりました。

「子どもは家族の中心。子どもが喜べば家族がみんな喜ぶ」と、子どもの『子』を使って命名された子つぶ大福。子どもはつぶあんをあまり食べないから、赤には子ども向けにこしあんを入れました。昔ながらの緑色のよもぎ大福にはつぶあんを入れ、おじいちゃん、おばあちゃんに。白はお母さんにてぼう豆の白あん。

また、あんは70〜80度の糖度だと甘すぎて子どもが食べないので52度にしました。
常温なら2日しか日持ちしませんが、これを冷凍にすることで商品化できたのです。
「仕事ってつらいことばっかりだけど、こんなふうに組合員さんからの声を聞くと勇気もらいますね」と山本さん。
ものづくりをする人と私たち生協の支えあいの関係をここでも感じることができました。

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開発者の(株)サンショク山本俊彦社長
製造者の野口食品(株)青山智子社長

「小さいということが子どもにとっては食べやすい。大きいと食べない大福も、小さいことで不思議と子どもは食べるんですね」。
青山さんは11歳と13歳の二人の子の母

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あんが出ていたり、変形していないかを目視で点検します

組合員さんの声

毎日のお弁当作り。
お弁当に子つぶ大福を冷凍のまま入れるという組合員さんのアイデアが広まっています。

幼稚園のお弁当では保冷剤代わりになりますよ。
それにうちの子はお団子大好きなので、お弁当に入れてないときは幼稚園から帰ってきて「今日、おダンゴ入ってなかった!」と言うんです。
主人のお弁当にも入れるんですけど疲れも取れるとお楽しみになってるみたいです。
住吉区 青砥(あおと)ゆかさん

幼稚園のお弁当作りでは色をきれいにしないとだめなんです。
赤、白、黄、緑とみんな入れないと。女の子はうるさいんです。
天王寺区 高岡美由紀さん

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子つぶ大福(ミックス)【冷凍】300g
8月4回378円

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