組合員活動紹介

2018年06月25日

くつろぎながら憲法のこと学びませんか? 憲法カフェ

3月24日 くずは・高野地域活動委員会(枚方市) 西くずは店組合員集会室 参加25名

 今年は"憲法改正案"の国会への提案や「国会による憲法改正の発議があるのでは?」と言われています。カフェ形式でざっくばらんに話しあってみようと、弁護士で「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわかの会)」の活動もされている小谷成美さんをお招きしました。
 会場の組合員集会室は参加者で埋められ関心の高さがうかがえます。クイズや紙芝居で憲法の基本を楽しく学んだ後、憲法9条と自衛隊の関係について詳しく話を聞きました。
 「2015年に『新安保法制』が成立するまでは、自衛隊は『専守防衛(攻められたときだけ必要最小限度の武力を行使)』という考え方でした。新安保法制が成立した今では解釈の変更により集団的自衛権の行使ができるとされ、日本が攻撃されていなくとも他国の戦争に参加することができる自衛隊になっています。今、自衛隊を憲法に書き込めば、国民が新安保法制を追認することに繋がり、自衛隊員の命をさらに危険にさらすことになります。軍事費も増大していき、私たちの身近な教育や福祉の予算はカットされていくでしょう」と小谷さん。
 参加者からは「憲法に対して深みがわかった」「グループに分かれての議論の後も『米軍基地が無くなったらほかの国が攻めてくるのでは?』と意見があり、国民世論で9条を守っていく道筋の長さと今日のこの様なカフェの積み重ねの大切さを実感しました」と私たちの"不断の努力"が大事なのだと分かりました。

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