いつまでも元気に過ごせるようにと前回は転倒予防について、今回は認知症予防についてシリーズで学習会を開きました。
今回の講師は、枚方市保健センター保健師の畠中さん。まずは認知症について知る事から始まり、その予防方法と、自分や身近な人に症状が現れた場合の対処法について教えていただきました。
認知症と診断されている方は全国で462万人（人口の約15％）。85歳になると約4割の方が認知症になると言われています。認知症は、加齢による単なる物忘れとは異なります。
忘れるのではなく、記憶自体が〝抜け落ちる〟事をいいます。認知症を防ぐためには、生活習慣を整える事がまず大事。
また、「洗濯ものをたたみながらラジオを聴く」など２つ以上のことに注意を払いながら行動したり、「1週間の予定を立てる」など物事の手順や段取りを考えて行動したり、「今着ている服はどこで買ったか思い出す」など過去の体験を具体的に思い出す事を常日頃から意識する事も重要。
こういった活動や趣味に積極的に参加したり、歩きに出たりするだけでも効果的だそうです。その他、認知症に関して相談できる周辺の窓口・施設も知る事ができました。
学習会の後、星ヶ丘店の岡原店長にもお越しいただき、星ヶ丘店の歴史やこの間の取り組みについてお話をうかがいました。
店長と直に話ができる機会ということで、みなさん積極的に交流され、試食もおいしくいただきました。