組合員活動紹介

2016年11月21日

うなぎ加工工場見学(川口水産)

10月14日 山田パル委員会(枚方市) 参加18名

天然の稚魚シラスウナギの減少で絶滅危惧種に指定されたニホンウナギ。
これからも「うなぎの蒲焼」を食べ続けるために現在の状況をうかがおうと、和歌山県有田市に工場がある川口水産に見学に行きました。
「シラスウナギはいまだ生態が解明されていないと言われています。
しかし今後、ワシントン条約で保護対象となれば輸出入が規制される可能性があり、シラスが手に入らなくなるばかりか、外国で加工されたウナギが日本に来なくなることも考えられます。
川口水産の自社の養鰻場(ようまんじょう)でも、国によるシラス入荷規制などあれば協力をしているんですよ」と工場長の上西さん。
この日は宮崎で育てられたうなぎが、3トンも運ばれてきていました。
工場見学では、職人さんが鮮やかな手さばきで開いていく様子を見たり、焼きたてホヤホヤのうなぎ蒲焼が1尾ずつ包装されていくところを見ることができました。
今年から焼く蒸すなどの機械も少しずつリニューアル。
「お値段も少し高くなってきているけど、こんなにしっかり管理されているのを見て納得」
「心配もあるけどいつまでもおいしい"うなぎ"を食べられますように」と参加者も未来に希望をたくす機会になりました。

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