組合員活動紹介

2015年12月21日

うどん作り体験 ~シマダヤ学習会~

2015年10月23日 山田東パル委員会(枚方市) 
枚方組合員会館 参加19名(うち子ども1名)

「ココラボ冷凍讃岐うどん」の製造メーカー・シマダヤさんに来ていただき「本当においしいうどん、品質の良いうどんとは?」を学ぶために、うどん作り体験・試食を行いました。
「小麦粉の性質を理解すれば、おいしいうどん・おいしいパン・おいしいお菓子がどういうものかよく分かるんですよ」と言うのは講師の川島さん。「小麦粉は大きく分けると〝でんぷん〟と〝グルテン(タンパク質部分)〟に分かれます。ここでちょっと実験」と、ビニール袋に入った2種類の粉にそれぞれ水を入れて、手でこねていくと...。「でんぷんはあまり変わらないね」「うわ!グルテンの方は固まってきてゴムみたい!」と参加者もその変化に驚きます。
「でんぷんだけでは生地にはなりません。水を入れても中に浸透せずいつまでも粒のままの性質があるから。一方グルテンは水が入ると、あっという間に吸収し〝網目構造〟になりでんぷんの粒を包み込むんです。でんぷんの粒をグルテンの網で細かく包み込むという打ち方・伸ばし方をするのがおいしいうどんを作ることになるんです」と科学的な話に一同「かしこなるわぁ」。粉製品はグルテンの含有量の違いで〝薄力・中力・準強力・強力〟の4種類に分けられていることなども知りました。
「これまでこうやって組合員さんと直接お会いする機会が少なかった。うどん作り体験の準備は大変であまり回数も増やせないけど、組合員活動を続けていきたい」とシマダヤさん。お互いに貴重な時間となりました。

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左がグルテン、右がデンプンの袋

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足踏み方式でつくる「手作りうどん」

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つけつゆをかけて試食

※「ココラボ冷凍讃岐うどん」の商品については、ぱるタイム120号15・16ページで紹介

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