組合員活動紹介

2015年12月21日

目立たない"もやし"の秘密が知りたい ~サラダコスモ工場見学~

2015年10月30日 梅が丘パル委員会(寝屋川市) 参加19名

「あまり目立たず価格も安い野菜だけど、歯ごたえがありボリュームを出してくれるもやしの栽培や歴史を知りたい」と、兵庫県・三木生産センターを訪れました。
まずは見学前の学習会。ここでは365日休みなく、一日に約20万パックのもやしを作っていると言います。参加者が気になっていた原料の種子の話では、「種は中国で作っています。中国内陸部は栽培に適し(土が痩せていて乾燥しているため病気や害虫の心配が少なく化学肥料・農薬がいらない)、検査も繰り返し行われ管理も徹底しています。日本は暖かく・湿度が高いので不向きなんです」と講師の神野さん。「こうして届いた種子は大きなコンテナで、照明のいっさい無い真っ暗な部屋で育てます。衛生管理に気を配り、六甲山系の伏流水を地下から汲み上げ栽培するのも特徴ですね。7日~10日で大きくなるんですよ」。
工場内は見学通路から、出荷されるもやしの洗浄や根取りをする部屋を見ることができました。1トンもあるコンテナが専用の機械でひっくり返され、大量のもやしがドドーッと出てくる様子は迫力満点!
参加者からは「丁寧な作業に感心しました」「こんなに手間がかかっていると思ってなかった」「原料が中国産ということに抵抗があったが、栽培に適した国が中国だと理解できた」など、学んだ秘密を広めたくなるような体験ができました。

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講師の紙野さん

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見本にポリバケツで栽培されたもやしを手に取って観察

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数種類の新芽レシピを試食

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緑豆もやしと豆苗の白だしあえ
水洗いしたもやしを熱湯で30秒ゆでる。
3~4㎝に切った豆苗も15秒ゆでる。ザルにあげて冷まし、ごま油大さじ1・白だし大さじ2で和える。

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