組合員活動紹介

2015年02月23日

「認知症ってなに?」介護・福祉についての学習会

2015年1月26日
門真まちづくり連絡会 門真組合員集会室 参加14名

高齢化社会における身近な問題〝認知症〟。
認知症について学習し、理解しようとパルコープ福祉事業部の大杉さん・大西さんを講師にお招きし、学習会が行われました。

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介護支援専門員 大杉さん
認知症の方で、現実にないことを「あった」と訴える場合があります。その時は、本人のストーリーに合わせて話にのってあげる方法もあります。それが、安心にもつながり、混乱を防ぐことができます。

「現在、高齢者(65歳以上の方)のうち7人に1人は認知症、4人に1人は認知症予備軍だとされています。薬で進行を遅らすこともできるため、早期の受診・診断・治療はもちろん重要ですが、なによりも認知症になられたご本人にストレスがかからないような関わり方をするのが大切です。認知症の本人には自覚がないというのは大きな間違いであり、症状に最初に気づくのは本人で、誰よりも一番心配なのも、苦しいのも、悲しいのも本人。それを理解し、さりげなく自然に援助できることが望ましいですね。しかし、認知症の方をサポートするご家族や周りの方もストレスを溜めないよう、相談できる窓口をあらかじめ知っておくことが大切です」と大杉さんは締めくくられました。
参加された組合員さんは「今まで認知症について色々話を聞いたけど、一番分かりやすかった」また、ご家族の方が認知症で施設に入られたことのある組合員さんは「家族との関わりで認知症の程度も本人の気持ちも変わる。5分でも10分でもいいから会いにいってあげることが大切だと思う」などと様々な意見がでました。


大杉さん・大西さんの分かりやすいお話に、みなさん一生懸命耳を傾けます

認知症に関するご相談は福祉事業部までお気軽にどうぞ。日常の介護相談も受け付けております。
福祉事業部 フリーダイヤル 0120-294-044(9:00~17:00 月~金)

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