商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2017年8月度 CO・OP ひじきドライパック

お申し出

開封しようとしたら、リングが取れてあけることができなかった

検査室からの回答

 この度は、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。この製品はEO(イージーオープン)缶といって、缶切りを使用せずに手軽にあけられる缶ブタを採用した商品です。プルタブをまっすぐに立てることでプルタブの先端が缶ブタにある溝にあたり、切込みができてあけることができます。ただしプルタブ先端がずれると、プルタブの角や先がテコの原理で付け根に負荷をかけ、付け根の部分から取れてしまいます。
 お申し出現品の缶ブタに付いたプルタブ先端の傷跡の状態から、開缶時のプルタブは斜めになっていたものと推測され、お届けまでの流通中にプルタブがずれてしまったものと考えられました。
 開封の際にはプルタブの位置を確認し、下記のような手順で開封してください。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1384件(前年同月1626件)

〈8月度検査状況(17.7.21~17.8.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 839 13 注意品については再検査、継続調査を実施しましたが、
商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
残留農薬検査 50 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 273 なし 問題ありませんでした。
残留放射能検査 78 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 22 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

122 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】246件(前年同月237件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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