商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2017年5月度

お申し出

「賞味期限」と「消費期限」はどう違うの?

検査室からの回答

食品の表示期限の設定は、食品の情報を正確に把握している製造業者などが科学的・合理的根拠をもって適正に設定しています。
「賞味期限」が切れた食品はすぐに食べられなくなるわけではありませんが、食品を無駄にしない、期限表示を正しく理解した買い物や保存が重要です。 これから食中毒が多くなる季節です。一度開封した食品は、表示されている期限にかかわらず、早めに消費するようにしましょう。

  賞味期限 消費期限
定義 定められた方法により保存した場合において、おいしく食べられる期限を示す年月日(この期限を過ぎても、すぐ食べられないということではない) 定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日(期限を過ぎたら食べない方がよい)
賞味期限も消費期限も、未開封でかつ正しく保存されていることを前提として、おいしくいただけることを保証する期限です。一度開封した後ではこの期限は無効になります
表示方法 3カ月を超えるものは年月で表示し、3カ月以内のものは年月日で表示 年月日で表示
対象食品 乳製品、ハム、ソーセージ、冷凍食品、即席めん類、清涼飲料水、スナック菓子、缶詰等 惣菜、生菓子類、食肉、生麺類、弁当、サンドイッチ

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1384件(前年同月1415件)

〈5月度検査状況(17.4.21~17.5.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 861 8 注意品については再検査、継続調査を実施しましたが、
商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
残留農薬検査 64 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 269 なし 問題ありませんでした。
残留放射能検査 50 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 14 なし 問題ありませんでした。

外注検査に出したもの

1 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

125 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】225件(前年同月297件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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