商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2015年4月度 国内産活あさり

【国内産活あさり】
割れているあさりが混ざっている。
また、いつもよりパックの水が
濁っています。

検査室からのお答え

この時期のあさりは、産卵を控えて卵に栄養がいくために、殻が薄くなり少しの衝撃で殻が割れてしまうことが多くなります。また、あさりは出荷時、5~8度の温度帯で仮死状態にし、活動をさせないように品温管理をしています。しかしパック内の水温が上がってしまうことで、貝の活動が活発になり産卵による濁りが発生する場合があります。この状態で届くと「貝が死んでいる」という声をいただきますが、パックを開封して異臭がしなければ、約2%の塩水に移していただき冷蔵庫におくとおいしく食していただくことができます。ただし、消費期限にはご注意くださいね。
※消費期限:お届け日の翌日

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1294件(前年同月1218件)
検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 924 7 注意品については再検査、継続調査を実施しましたが、
商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした
残留農薬検査 56 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 214 なし 問題ありませんでした。
残留放射能検査 94 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)
外注検査に出したもの 6 なし 問題ありませんでした

2015年1月度検査状況 15年2月21日~15年3月20日

【商品の相談受付状況】 381件(前年同月326件)

人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。


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