食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。
残留農薬 | 残留放射線 | 微生物 | 食品添加物 | 外部委託 | 卵質 | 合計 | |
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新規 事前商品 |
9 | 5 | 450 | 20 | 0 | 484 | |
既存 取扱商品他 |
45 | 112 | 704 | 8 | 4 | 309 | 1182 |
合計 | 54 | 117 | 1154 | 28 | 4 | 309 | 1666 (昨年度:1017件) |
主なお申し出状況(昨年度) | |
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人体有症 | 1件(0件) |
異物混入 | 88件(64件) |
異味異臭 | 17件(18件) |
他意見・質問など | 289件(366件) |
合計 | 395件(448件) |
~毒きのこに気をつけて
~
食中毒は気温の高い時期は、細菌性食中毒の発生が多くなり、冬場は、ウイルス性の食中毒の発生が多くなります。秋の時期に全国でも多く発生するのが、きのこ中毒です。
キノコは、秋の味覚として採集して食べる人も増えます。キノコ食中毒も、9月、10月に多く発生しており、約9割がこの時期に集中しています。
大阪市内でも平成17年9月及び平成20年9月に毒キノコである『オオシロカラカサタケ』を喫食したことによる食中毒が発生しています。毒きのこ中毒のほとんどは、自分で採取し家族で食べて発症しています。H15~24年のキノコ食中毒の原因をキノコ種類別にみると、ツキヨタケ38%、クサウラベニタケ19%であり、この2種類の毒キノコで全体の約5割を占めています。 また、平成16年と平成19年には、それまでに食用として食べられていたスギヒラタケによる急性脳症の発生を疑う事例が報告されています。
<厚生労働省HPより>
毒キノコで中毒を起こさないように次のことに注意しましょう。
★確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に食べない。
★キノコ採りでは、有毒キノコが混入しないように注意する。
★「塩漬けすれば毒キノコでも食べられる」、「タテによく裂けるキノコは食べられる」などの「言い伝え」は、信じない。
★図鑑などで、勝手に鑑定しない。
(食用のキノコでも、生の状態で食べたり、一度に大量に食べると食中毒になるものがあるので注意しましょう。)
食べると怖い毒キノコですが、食べなければ怖がる必要はありません。触っても全く害はありません。毒キノコは山の中だけでなく身近な場所にもあります。食用のキノコと確実に判断できないキノコは、絶対食べない、採らない、人にあげないことです。
もし、体調に異常を感じたら、直ちに医療機関を受診してましょう。