商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2010年4月度 春キャベツ

<2010年4月度検査状況 10年3月21日~10年4月20日>
残留農薬 微生物 食品添加物 外部委託 卵質 合計
新規事前商品 28 435 30 2 0 495
抜取商品 32 478 11 0 48 569
調査品他 19 24 0 0 0 43
合計 79 937 41 2 48 1,107
(昨年970件)

見学件数:3件 28名

★微生物検査・理化学(残留農薬・食品添加物)検査とも、商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
★新規取扱事前検査で1品、再検査を要するものがあり、再検査を実施しましたが、基準不適合となりお届け中止としました。

★人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)に関わる不適合はありませんでした。

●商品お問い合わせ紹介●

<お申し出内容>
【春キャベツ】
届いたときから割れていて中からたくさん芽が出てきた。なぜこのようになるのか調べてほしい

<調査内容>
 中身に花が咲き、まわりにこぶ状のものが発生しているのは抽苔(ちゅうたい)と呼ばれる、“とう立ち“の状態です。
キャベツの生育期(昨年11月~本年1月中旬)が平年を上回る気温高と、1月下旬から4月中旬までの異常気象(高温や低温)となったことにより生育が促進されたことが原因と思われます。

収穫時および箱詰め作業時の品質チェックを強化するよう、産地での目揃え会等で徹底を要請しました。

<2010年4月度商品相談受付状況>
主なお申し出状況(昨年度)
人体有症 4件(15件)
異物混入 58件(74件)
異味異臭 20件(42件)
他意見・質問など 311件(330件)
合計 393件(461件)

 

放射性物質による問題への取組みはこちら

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